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5ヶ国語を教える先生からマレー語を習った話

体験記
タニヤ
タニヤ

自分の時間が全部自由に使えたら、何をしますか?

私は好きな語学の勉強三昧をしたいと思いました。2011年から2年間、マレーシアのクアラルンプールでロングステイ。日本人のコミュニティには属さず、マレー語のマンツーマン授業を受けました。

最初は、英語でマレー語を習えば英語の勉強にもなって一石二鳥と目論んでいましたが、すぐにマレー語でマレー語を勉強することに。

上級の試験を受けて、マレー語を極めることもできたのですが、中級が終わるところで卒業することにしました。マレーシアでマレー語を使う機会はあまりなく、勉強する意欲が失せたのも原因の一つです。

2年間のマレーシアロングステイ

クアラルンプールの街並み

マレーシアのビザを受け取って、2011年の3月初めに帰国すると、東日本大震災が起こりました。東京での身辺を片付けて、同年の8月にクアラルンプールに移住し、2年間を過ごしました。

カナダには2歳になったばかりの娘を連れて行きましたが、今回は単身です。治安を考えて、最初は日系サポート会社がマネージメントしているサービスアパートメントに住むことにしました。

サービスアパートメントはショッピングモールと隣接していて、利便性は抜群です。モールには、スーパー、銀行、郵便局、クリニック、レストランなどがあり、その上、電車の駅まで徒歩4、5分です。車のない私にはぴったりの物件でした。

マンツーマンでマレー語の勉強三昧

マレーシアに移住する前からマレー語の先生を探していましたが、なかなか見つかりませんでした。ある時、日系サポート会社の集りで、語学学校の先生が英語の生徒募集のプレゼンをするので行ってみることに。

先生は中華系マレーシア人の女性。なんとマレー語も教えるそうで、早速通うことにしました。週3日のマンツーマン授業で、宿題もたっぷりありましたから、望んだ通りのマレー語一色の生活でした。

マンツーマンでも円高だったこともありますが、日本と比べるとかなり割安でした。

唯一あてが外れたのは、英語でマレー語を勉強するつもりだったのが、コマが進むにつれてだんだんと英語が少なくなり、とうとうマレー語でマレー語を勉強することになったことです。

忘れられない語学学校でのイベント

語学スクールの教室

語学学校は1人でやっていて、時々臨時の教師を雇うといった規模でした。教室は2部屋あり、マンツーマンだけでなくグループレッスンも。

驚いたのは、中華系マレーシア人の先生は、マレー語や英語だけでなく、北京語、広東語、インドネシア語も教えていたことです。よく頭がこんがらないものだと感心したものです。

マレー語のレッスンはカリキュラムがあり、上の級に上がるには試験がありました。また、日々の授業でも単語を暗記したり、作文を書いたりとなかなかハード。規定の学習がクリアできないと、次のレッスンに進めないので必死で勉強しました。

チャイニーズ・ニューイヤーの行事、魚生(イーサン)

授業は大変でしたが、時々イベントがありいい思い出になりました。チャイニーズニューイヤーには生徒を自宅に招いてくれ中国式のお正月を体験。またそれぞれの国の食べ物を持ち寄ってパーティーをしたり、マレーシアの民族衣装を着たりと普通の語学学校では味わえない交流がありました。

おわりに

マレー語は中級のキリのいいところでやめました。実際マレーシアでマレー語を使ったのは、マレー人のタクシーに乗る時と、あとはWifiの申込書がマレー語だったくらい。ほぼみんな英語をしゃべるのです。

次に始めたのは広東語。面白くなってきたところで帰国することになり、もっと早く始めればよかったとも思うのですが、マレー語はやり切った感があるのでこれはこれでよしとします。

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