現在の私の英語との関わりは、
・語学ゲーム「Duolingo」のロシア語を英語バージョンでやる
・BBCのLearning English「6 Minute English」を毎日聞く
くらいです。
Duolingoはゲームですから飽きませんが、6 Minute English は純粋な語学学習です。
>> 「英語の冠詞・定冠詞」をDuolingo英語バージョンのロシア語で練習してみた!
毎日続けることができるのは、6 Minutes が関係してるのかも。
始めた動機は、イギリス英語を聞き取れるようになりたかったことです。
>> 英語話者はネイティブスピーカーだけじゃない!
「6 Minute English」 を使ってイギリス英語のリスニング訓練をすることには、多くのメリットがあります。
この記事では、6 Minute English の構成や特徴、メリット・デメリットを解説します。
「6 Minute English」のメリット
1. 本物のイギリス英語に触れることができる
- ネイティブスピーカーによる自然な会話を聞くことができます。
- イギリス英語特有のアクセントやイントネーションに慣れることができます。
2. 時間効率が良い
- 6分という短い時間で集中的に学習できるため、忙しい人でも継続しやすいです。
- 毎日または定期的に聴くことで、効果的な学習習慣を作りやすいです。
3. 多様なトピックに触れられる
- 時事問題から文化、科学まで幅広いテーマを扱っているため、語彙力も同時に向上します。
- 一般教養も身につけられます。
4. 構成がわかりやすい
- 各エピソードが一定の形式で進行するため、内容を予測しやすく、理解しやすいです。
- キーワードの説明があるため、新しい単語や表現も学べます。
5. 無料で利用可能
- BBCのウェブサイトで無料で視聴できるため、コストをかけずに学習できます。
6. トランスクリプトが利用可能
- 音声と一緒にスクリプトを読むことで、リーディングとリスニングを同時に練習できます。
7. 最新の話題に触れられる
- 現代の話題を扱っているため、現代イギリス社会や世界情勢についての理解も深まります。
8. リスニング力の総合的な向上
- 異なる話者の声を聞き分ける能力が養われます。
- 背景音や自然な会話の速度に慣れることができます。
「6 Minute English」 の構成と特徴
1. 番組の構成
- オープニング:話題の紹介と挨拶
- クイズ質問:トピックに関連した質問の提示
- 本題の議論:メインのトピックについての会話
- 新しい語彙の説明:キーワードや表現の解説
- クイズの答え:冒頭で出題された質問の回答
- まとめ:学んだ内容の復習と締めくくり
2. 進行役
- 通常2人の進行役が対話形式で番組を進行します。
- 1人がホスト役、もう1人がゲスト役を務めることが多いです。
3. 難易度
- 中級レベルの学習者を主な対象としています。
- ゆっくりとした明瞭な発音で、理解しやすい内容になっています。
レベル的には私にピッタリでした。それが続けられている理由かも。
4. 更新頻度
- 毎週新しいエピソードが公開されます。
5. 補助教材
- 各エピソードにはトランスクリプト(書き起こし)が用意されています。
- ウェブサイトでは関連する語彙リストも提供されています。
6. アクセス方法
- BBCのウェブサイトで音声とトランスクリプトを無料で利用できます。
- https://www.bbc.co.uk/learningenglish/english/features/6-minute-english
- ポッドキャストアプリでも配信されているため、モバイルデバイスでも簡単にアクセスできます。
7. アーカイブ
- 過去のエピソードも多数公開されているため、興味のあるトピックを選んで学習できます。
「6 Minute English」のデメリット
1. 時間の制約
- 6分という短い時間のため、トピックを深く掘り下げることができません。
- 複雑な内容や詳細な説明が必要な話題には不向きです。
2. イギリス英語に偏重
- 主にイギリス英語のアクセントと表現に焦点を当てているため、他の英語圏の発音や表現に触れる機会が限られます。
3. 限定的な会話パターン
- 番組の形式が固定されているため、自然な会話の多様性を十分に反映していない可能性があります。
4. 中級者向けの難易度
- 初心者には難しすぎる場合があります。
- 上級者にとっては物足りなく感じる可能性があります。
5. リスニングに特化
- スピーキングやライティングのスキル向上には直接的な効果が限られます。
6. 文化的な偏り
- BBCの視点からの情報提供になるため、特定の文化的視点や偏りがある可能性があります。
7. 最新のスラングや口語表現の不足
- フォーマルな内容が多いため、最新の口語表現やスラングに触れる機会が少ないです。
8. インタラクティブ性の欠如
- 一方的な聴取形式のため、リアルタイムでの質問や対話ができません。
9. トピックの制限
- 毎週1つのトピックのみを扱うため、幅広い話題をカバーするには時間がかかります。
10. 視覚的要素の欠如
- 音声のみのため、ジェスチャーや表情など、非言語コミュニケーションの要素を学ぶことができません。
「6 Minute English」 の賢い利用法
1. 定期的に学習する
- 毎日または毎週定期的にエピソードを視聴する習慣をつけましょう。継続的に学習することで、英語力が確実に向上します。
2. リスニングの段階的な練習
- 初回視聴: まずはスクリプトを見ずにエピソードを聞いてみましょう。内容がどれだけ理解できるかを確認します。
- 二回目: スクリプトを見ながらもう一度聞き、聞き取れなかった部分や難しい単語を確認します。
- 最後: スクリプトを見ずにもう一度聞き、どれだけ理解が深まったかをチェックします。
3. 新しい単語やフレーズをメモする
- エピソード内で学んだ新しい単語やフレーズをノートに書き出し、定期的に復習します。また、それらの単語やフレーズを使って自分の文を作成してみると、記憶に定着しやすくなります。
4. シャドーイング
- ナレーターや登場人物が話す内容を聞きながら、少し遅れて同じように発音してみましょう。これにより、発音やイントネーションが自然に身につきます。
5. 内容を要約する
- エピソードを聞いた後、その内容を自分の言葉で簡単に要約してみましょう。これにより、理解力が向上し、語彙や表現の練習にもなります。
6. ディスカッションの練習
- 友人や英語学習の仲間と一緒にエピソードのトピックについて話し合いましょう。意見交換やディスカッションを通じて、会話力が向上します。
7. 関連資料を活用する
- 「6 Minute English」では関連する語彙や文法の説明が提供されていることがあります。それらを積極的に活用して、さらに深く理解を深めましょう。
まとめ
「6 Minute English」 は効果的かつ効率的なイギリス英語のリスニング訓練ツールとして高く評価されています。
定期的に利用することで、リスニング力の向上だけでなく、総合的な英語力の改善も期待できます。
「6 Minute English」のデメリットを認識した上で、「6 Minute English」 を他の学習方法と組み合わせることで、より効果的な英語学習が可能になります。
例えば、他の教材を併用したり、スピーキングの練習を別途行ったりすることで、バランスの取れた学習が実現できます。
最初はぜんぜん聞き取れなかったイギリス英語ですが、
毎日聴いているとだいぶ慣れてくるものです。